南禅寺 大玄関庭園作庭庭園|育成管理庭園

大玄関庭園 (昭和45年(1970) 植彌加藤造園設計施工)

京都市市電伏見線が廃止になった折り、軌道敷の板石が寺社に優先して払い下げられることとなりました。南禅寺は第1回の抽選会に参加、代理人として出向いた植彌加藤造園5代目加藤次郎が見事一番くじを獲得しました。この一番くじで選んだ良質の軌道板石を大玄関前でふんだんに使って電板園路とし、両側に樹木の植栽と景石配置を施して庭園としました。この軌道敷の板石は、第2回以降の抽選会で獲得したものは塔頭に割り当てられ、あたかも電板ブームが起こったかのようであったとのことです。

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所在地:京都市左京区
公開状況:一般公開
作庭時期:1970年

南禅寺本坊略図
南禅寺本坊はなごよみ
南禅寺 公式サイト