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松本酒造 畫舫園

京都伏見にある松本酒造は、寛政3年(1791)の創業、2世紀以上にわたって京都の銘酒を醸造してきた老舗です。 その酒造工場のある敷地の一画に枯山水庭園「畫舫園(がぼうえん)」と昭和29年(1954)に完成した迎賓館「万暁…

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京染会館 京染の庭

明治に設立され、京都の伝統的な工芸美術の妙技を伝承・発展させてきた京染会。 その拠点施設である京染会館の建て替えに伴い、その屋上に、色鮮やかに染められた反物が静かに水面にたなびく様をモチーフとし、モダンデザインのシンプル…

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擁翠園

擁翠園の歴史は室町時代、3代将軍足利義満の管領(かんれい)をつとめた細川満元が築いた邸宅がその始まりと伝わります。邸宅は、応永33年(1426)に細川満元が没すると、寺に改められ、岩栖院(がんすいん)と称されました。 岩…

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星のや 京都

嵐山の地は、古くから風光明媚な土地として知られ、平安時代には桓武天皇を始め、皇族や貴族の遊覧がたびたびありました。現在も京都で有数の観光地として多くの人が訪れています。 その嵐山で、明治から営業していた温泉旅館「嵐峡館」…

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福寿園京都本店「天空の庭」

福寿園は寛政2年(1790)の創業。お茶を売るだけではなく、宇治茶の文化の継承と創造をめざし、体験施設である宇治茶工房や研究施設も含めたCHA遊学パークなども備えた、茶の総合商社ともいうべき存在で、その福寿園が、深みのあ…

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南禅寺順正

順正書院は天保10年(1839)に蘭学医として著名な新宮凉庭によって開設された医学校を起源としています。南禅寺に隣接し、建築と庭園を配した清雅なその姿は、幕末に東山界隈の案内書として作られた『花洛名勝図会』によって広く世…

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對龍山荘

對龍山荘は南禅寺の塔頭跡地に明治29~32年(1896~1899)にかけて伊集院兼常の別荘として造営されました。その後、市田弥一郎が譲り受け、明治34~38年(1901~1905)に改修が行われ、現在の景観の基礎が出来上…

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何有荘

何有荘(かいうそう)は明治になって廃された南禅寺の塔頭の跡地に築造されている約6千坪の大庭園です。明治38年(1905)にこの地を所有した、染色事業や映画興行で有名な実業家である稲畑勝太郎の命名で「和楽庵」と名付けられま…

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無鄰菴

南禅寺界隈における別荘群の先駆けとして、明治29年(1896)、七代目小川治兵衛(植治)により作庭された元勲・山縣有朋の別邸が無鄰菴です。昭和16年(1941)に山縣家より京都市に譲渡され、昭和26年(1951)には近代…

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誓願寺

誓願寺は飛鳥時代、天智天皇6年(667)、天皇の勅願により創建されたと伝えられます。もともとは奈良にあったのですが、鎌倉初期に京都の一条小川(現在の上京区元誓願寺通小川西入る)に移転し、その後、天正19年(1591)に豊…

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百万遍知恩寺

知恩寺は、正式には長徳山功徳院百萬遍知恩寺といいます。知恩寺の歴史は、賀茂の禅坊と当時呼ばれていた賀茂の神宮寺に法然上人が住まわれたことに始まります。法然上人の没後、弟子の源智上人が師の徳を偲んで「知恩寺」と名付けられ、…

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くろ谷 金戒光明寺

大本山金戒光明寺の大方丈の東北に面し、江戸時代中頃に作成された京都の案内書『都名所図会』にも記されている大池(鎧池)の周りには、「紫雲の庭」と「ご縁の道」が作られています。 「紫雲の庭」は、法然上人800年大御遠忌記念と…

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智積院

真言宗智山派の総本山で、根来寺(和歌山県)の学問所として鎌倉時代中頃に創立されました。豊臣秀吉によりいったん廃絶の憂き目にあいますが、江戸時代に徳川家康より寺地を拝領し再興されたのが現在の智積院です。 講堂東側に残る庭園…

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難波別院 堺支院

真宗大谷派難波別院堺支院(堺南御坊)は、慶長8年(1603)、東本願寺第12 代・教如上人(1558~1614)が建立されたと伝えられ、仏法興隆の拠点として、多くの人々に親しまれて来ました。 平成24 年(2012)、宗…

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大谷祖廟 花文字伝道

真宗大谷派の大谷祖廟は、宗祖親鸞聖人の、さらには多くの門徒の方々の墓所として、連日多くの方々がお参りされ、親鸞聖人のご遺徳を慕い、沢山のご献花が捧げられています。 祖廟では、真宗の教えを学ぶための報恩講やご法話の他、万灯…

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渉成園

渉成園は、真宗大谷派の本山(真宗本廟)の飛地境内地で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。 慶長7年(1602)に徳川家康からの土地の寄進により東本願寺が創立され、寛永18…

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大寧軒

この庭園は江戸時代の南禅寺の塔頭の一つである大寧院の跡地にあります。明治初期の廃仏毀釈によって大寧院が廃され、上知されて後に民有地となった明治中頃に作庭され、しばらく後に茶人の藪内家11代目透月斎竹窓によって改修されたも…

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南禅院

南禅院の庭園は、鎌倉時代末期を代表する池泉回遊式庭園です。往時の面影を残し、深い樹林で包まれた幽玄閑寂の赴きは格別で、大正12年(1923)に国の史跡及び名勝に指定されています。 庭に広がる池は曹源池と呼ばれ、龍の形にな…

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南禅寺 滝の間

南禅寺本坊拝観の入口となる庫裏玄関を入ってすぐ、右手側にあるのが「滝の間」です。 その名の由来でもある高低差のある滝は、1890年(明治23年)に開通した琵琶湖疏水より導水し造成されました。 滝の間では、ご参拝の方に飛泉…

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南禅寺 華厳庭・龍吟庭

華厳庭(けごんてい)・龍吟庭 (昭和59年(1984) 植彌加藤造園設計施工) 昭和58年(1983)の龍渕閣建築に伴い、塔頭帰雲院(きうんいん)が移転されることとなりました。併せて茶室不識庵(ふしきあん)の移築や、窮心…

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