「名勝 渉成園」が全国の寺社および名勝庭園として初めて、自然共生サイトに認定されました。

2024/12/10CSR

弊社が御用達を務める東本願寺の飛地境内地「名勝 渉成園」が、この度、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。
全国の寺社および名勝庭園として初めての認定となり、多くのメディアに取り上げられました。
また、2024年11月1日には、渉成園内にある園林堂にて、環境省より渉成園の所有者である真宗大谷派(東本願寺)へ認定証の授与式が執り行われました。

「自然共生サイト」とは、「民間の取組によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する制度です。「名勝 渉成園」では、以下の2点が評価され、認定に至りました。

  1. 在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存する場としての価値
  2. (準絶滅危惧種のミズアオイが自生しているなど)希少な動植物種が生育生息している可能性が高い場としての価値

弊社では、以前より「名勝 渉成園」を開発が進む京都駅前に残された貴重な自然環境と認識し、生物多様性に配慮した庭園の育成管理を行ってきましたので、今回の認定は大変喜ばしい結果となりました。
今後も引き続き、生物多様性の保全に積極的に貢献するとともに、名勝庭園としての価値を大切に守りながら、環境保全と文化財としての庭園価値のバランスを大切にし、渉成園の奥深い魅力をより多くの方々に発信していきたいと考えています。

環境省 自然共生サイト 

京都市報道資料

渉成園公式WEBサイト

渉成園紹介ページ(植彌加藤造園)

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