本交流会はOECM※を主なテーマとし、生物多様性保全に係る事業者及び活動団体等の取組内容を共有するもので、 弊社自然文化サービス部 後藤香奈は、「名勝渉成園での生物多様性保全に向けた取組」について発表しました。
2018年から2022年まで、名勝渉成園の希少種ミズアオイを守るため、弊社でミズアオイを育成して生息域外保全につとめたこと、 2020年から実施している生物調査、イベント、情報発信などを紹介しました。
意見交換会では多くの方より質問があがりました。
また、環境省自然環境局自然環境計画課による「社寺林におけるOECM検討調査」では、渉成園でOECMを検討する際に 本講演資料が一助となりました。
※OECM(Other Effective area-based Conservation Measures):法令によって自然が守られてる保護地域ではなく、 人びとの生業や民間の自発的な取組によって自然が守られている地域のこと。