真宗大谷派難波別院堺支院(堺南御坊)は、慶長8年(1603)、東本願寺第12 代・教如上人(1558~1614)が建立されたと伝えられ、仏法興隆の拠点として、多くの人々に親しまれて来ました。
平成24 年(2012)、宗祖親鸞聖人750 回御遠忌の記念事業として、庭園整備が行われました。整備にあたっては、修理のために取り替えられた東本願寺阿弥陀堂の明治瓦が数多く使用され、情緒あふれる風情を醸し出しています。 正門西側は、東本願寺阿弥陀堂の屋根の雰囲気を再現しており、阿弥陀堂平瓦を用いたベンチも訪れる人々の目を引きつけます。