文化財修復

名勝智積院庭園保存修理事業 植栽及び護岸修理事業

 智積院庭園は延宝2年(1674)に作庭されたものと思われ、作庭当時から東山第一と賞賛されていました。昭和20年(1945)には国の名勝に指定されています。

 智積院に限らず、日本庭園は概ね自然素材を使ってつくられているため、年月の経過とともに劣化・き損することを免れ得ません。

 名勝庭園である智積院での修復は、その名勝指定理由に基づき行われます。具体的に根拠となるのが寛政11年(1799)年に刊行された『都林泉名勝図絵」に描かれた江戸時代の様子です。現在はこちらの図絵に基づいた景観の復元を行っています。

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国宝 平等院鳳凰堂中堂保存修理工事

 国宝平等院鳳凰堂は、京都府宇治にある寺院で、世界遺産にも登録されています。平安時代後期の貴族文化を知る上で非常に重要な建造物のひとつで、仏像、絵画、庭園などが当時の様子を今に伝えてくれます。

 平等院鳳凰堂は藤原頼通が永承7年(1052年)に宇治に寺院を構えたことがその始まりで、建造から1000年近く経つ鳳凰堂は基礎の部分の礎石の劣化が見られるようになりました。

 今回の修復工事では、基礎の部分の石材を洗浄し、強化する薬剤を含浸させました。

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