華厳庭(けごんてい)・龍吟庭 (昭和59年(1984) 植彌加藤造園設計施工)
昭和58年(1983)の龍渕閣建築に伴い、塔頭帰雲院(きうんいん)が移転されることとなりました。併せて茶室不識庵(ふしきあん)の移築や、窮心亭(きゅうしんてい)の新築が行われ、南禅寺本坊東北部に華厳庭、龍吟庭などが竣工しました。本歌の南禅寺垣も六道庭の東側から現在の華厳庭東側に移設されました。
そして、龍渕閣東側の龍吟庭では、三門の西にあった鞍馬石の巨石を大型クレーンで運び込んで景の主石とし、豢龍池(かんりゅういけ)の池畔には十津川石の景石を配石しました。
南禅寺
南禅寺 方丈庭園
南禅寺 小方丈庭園
南禅寺 大玄関庭園
南禅寺 六道庭
南禅寺 滝の間