ホテル椿山荘東京は、「都会のオアシス」と言われるほど広大な庭園を有する国内屈指のラグジュアリーホテルとして知られています。実のところ、この地は明治 11 年(1878 年)に当時 40 歳の山縣有朋が自身の本宅として造営した「椿山荘」をルーツとしています。
ブリリアタワー浜離宮は、東京 JR山手線の浜松町駅から徒歩5分の都心にありながら、東京湾(かつての芝浦の海)や『浜離宮恩賜庭園』、『旧芝離宮恩賜庭園』にもほど近い、地上32階建てのタワーマンションです(事業者:東京建物 株式会社)。東 環境・建築研究所様による共用部デザインの監修のもと、エントランス等の象徴的な石の造形の検討~施工をさせていただきました。
⿅児島市の閑静な住宅地にあるH 邸は、モダンな意匠の邸宅に調和する、⿅児島の山々や地形、風や波といった自然を表現した⽯庭です。
京都ポルタは京都駅北口に位置する地下商業施設です。「ポルタ」はイタリア語で「門、入口」を意味し、本施設は国際観光都市・京都の玄関口たる京都駅とつながる商業施設として、1980年の開業より多くの方々に親しまれてきました。
大阪都心のオフィスビルに設けられる日本庭園として、美しく、やすらぎ・うるおいのある、都会のオアシスのような庭園を目指し、屋上という制約条件の中でも奥行き・スケール感のある風景、潤いの感じられる空間として古来から水を巧みに利用してきた日本庭園の景観づくりを行いました。
明治に設立され、京都の伝統的な工芸美術の妙技を伝承・発展させてきた京染会。その拠点施設である京染会館の建て替えに伴い、その屋上に、色鮮やかに染められた反物が静かに水面にたなびく様をモチーフとし、モダンデザインのシンプルな構成の中にも四季折々に趣のある表情を見せる「京染の庭」が作られました。
洛中はもちろんのこと、栂尾から山城までを舞台としつつ、連綿と世界に通ずる宇治茶文化を育んできた京都の自然と歴史文化が凝縮されているのが、福寿園京都本店の「庭園建築」です。