富山県富山市にあるリバーリトリート雅樂倶は、神通川の畔にあるスモールラグジュアリーホテルです。「美術館のようなホテル」として館内には約300種類のアートを有し、2000年の開業以来、客室、調度品、和・洋レストラン全てにお…
「TOMIMOTOの庭」 本施設の日本庭園は既存庭園で用いられていた石材や樹木を活用しながら、富本憲吉氏の生家だった場所として相応しい庭園を創りあげました。 富本氏の作品に描かれている模様の緻密さや陶芸の技と、日本庭園の…
東京都心 大手町のオフィス街に位置する星のや東京の屋外空間は、長谷川浩己氏代表のオンサイト計画設計事務所によって空間デザインされており、そのコンセプトである「日本旅館」の佇まいを現代的な感性と融合させた意匠を凝らしていま…
星野リゾート 界 加賀の庭園は「ご当地」をコンセプトに作庭しました。「石川県のご当地モノ(物・者)」と「京都の伝統技術」を駆使した庭園です。作庭には石川県産の樹木・石材・タイル等を使用し、石川県で培われた感性・技術・知識…
左京区岡崎に位置する当地には、もともと大正期に作られたと推測される主屋と庭園が残されていましたが、10年以上にわたり放置されかなり荒れ果てた状態になっていました。その邸宅を京都の風光明媚な土地柄を愛された現所有者の方が購…
南禅寺にほど近い場所に位置するM邸の庭は、この敷地を別邸として利用するため、家の新築とあわせて作られた庭です。 敷地に立つ主屋は、南禅寺にほど近いこともあり、伝統的な数寄屋風の建築となっているため、庭についても、主屋と同…
岐阜県関市の住宅地にあるS邸の庭園は、新築されたモダンな意匠の主屋と調和させつつも伝統的な京都風の日本庭園をというご要望に応えて作庭した庭園です。 庭園は玄関を入った所にあるエントランスの庭、リビングルームの北側にある中…
岐阜県大垣市の住宅地にあるI邸の庭園は、新築成った主屋の庭を、ご一族の繁栄と命のつながりを表現したいというご要望に応えて作られた庭園です。設計にあたっては、伝統的な日本庭園の手法を用いながら現代的な主屋に調和する景観とす…
本庭園は、新大阪駅に程近い場所に建設された株式会社ソフトウェア・サービス様の新本社ビルの屋上庭園です。 大阪都心のオフィスビルに設けられる日本庭園として、美しく、やすらぎ・うるおいのある、都会のオアシスのような庭園を目指…
嵐山荘は、天龍寺に程近い場所に新しく作られた、企業の保養施設です。ランドスケープの計画設計を京都造形芸術大学 佐々木葉二教授、鳳コンサルタント(株)環境デザイン研究所が実施され、京都ならではの庭園技術をいかした造園空間と…
『小倉百人一首』は、13世紀に藤原定家が『古今和歌集』から『続後撰和歌集』にいたる歌集の中から、歌人100人の秀歌を合計100首選んでつくられた秀歌撰で、その撰集は、嵐山・嵯峨野地域の小倉山の麓で行われたといわれています…
明治に設立され、京都の伝統的な工芸美術の妙技を伝承・発展させてきた京染会。 その拠点施設である京染会館の建て替えに伴い、その屋上に、色鮮やかに染められた反物が静かに水面にたなびく様をモチーフとし、モダンデザインのシンプル…
擁翠園の歴史は室町時代、3代将軍足利義満の管領(かんれい)をつとめた細川満元が築いた邸宅がその始まりと伝わります。邸宅は、応永33年(1426)に細川満元が没すると、寺に改められ、岩栖院(がんすいん)と称されました。 岩…
嵐山の地は、古くから風光明媚な土地として知られ、平安時代には桓武天皇を始め、皇族や貴族の遊覧がたびたびありました。現在も京都で有数の観光地として多くの人が訪れています。 その嵐山で、明治から営業していた温泉旅館「嵐峡館」…
福寿園は寛政2年(1790)の創業。お茶を売るだけではなく、宇治茶の文化の継承と創造をめざし、体験施設である宇治茶工房や研究施設も含めたCHA遊学パークなども備えた、茶の総合商社ともいうべき存在で、その福寿園が、深みのあ…
誓願寺は飛鳥時代、天智天皇6年(667)、天皇の勅願により創建されたと伝えられます。もともとは奈良にあったのですが、鎌倉初期に京都の一条小川(現在の上京区元誓願寺通小川西入る)に移転し、その後、天正19年(1591)に豊…
知恩寺は、正式には長徳山功徳院百萬遍知恩寺といいます。知恩寺の歴史は、賀茂の禅坊と当時呼ばれていた賀茂の神宮寺に法然上人が住まわれたことに始まります。法然上人の没後、弟子の源智上人が師の徳を偲んで「知恩寺」と名付けられ、…
大本山金戒光明寺の大方丈の東北に面し、江戸時代中頃に作成された京都の案内書『都名所図会』にも記されている大池(鎧池)の周りには、「紫雲の庭」と「ご縁の道」が作られています。 「紫雲の庭」は、法然上人800年大御遠忌記念と…
真宗大谷派難波別院堺支院(堺南御坊)は、慶長8年(1603)、東本願寺第12 代・教如上人(1558~1614)が建立されたと伝えられ、仏法興隆の拠点として、多くの人々に親しまれて来ました。 平成24 年(2012)、宗…
華厳庭(けごんてい)・龍吟庭 (昭和59年(1984) 植彌加藤造園設計施工) 昭和58年(1983)の龍渕閣建築に伴い、塔頭帰雲院(きうんいん)が移転されることとなりました。併せて茶室不識庵(ふしきあん)の移築や、窮心…